真の芸術家に習え

e0002289_13583936.jpg私が尊敬してやまない芸術家のひとり。この表情をじぃぃいと見ていると、この一つ一つの深い皺が、訴えかけてくる。何度見ても、見るたびに何かが聞こえてくる。人生そんなに甘いもんじゃないさ!という説教じみたもんだったり、アンタやることやったんか(笑)?という問いかけだったり、目の前に壁が立ちはだかってこそ!障害があってこそ!苦労あってこそ!とか。ピエル・パオロ・パゾリーニの53年間の人生は闘いの連続だった。でも闘いの中から生まれた彼の芸術作品=映画は、世界にひとつ、誰にも真似の出来ない、真似しようったっていくら金かけたって時間かけたって不可能で。彼が抱えた苦悩は彼しか知りえないもので、それゆえに生まれた芸術は彼の手によってしか生まれない。素朴ながらも崇高で粗野なんだけど繊細で、一人一人はいかにもセコイのになぜか全体的には雄大で、絶望的なのに芳情な。
そこで自分が今、自由な環境でピアノ練習を続けていることが、そうかもしれない、自由という事は何をも頼れない自分自身だけに寄りかからなければならない厄介なもんなのかもと。目標を掲げたところで自由に弾いてよいのだから、ついつい甘くなる、そして進歩すらみられない・・それだからって、さぁどうする。
[PR]
by gaekogarcia | 2007-12-18 13:46 | ガエル以外
<< それはもぅ・・・言葉が出ない>... Y tu mamá tambi... >>