いやらしくなくて怖くて湿っぽいトッカータ演奏だった

これまでバッハ曲は聴いても、トッカータは聴く機会がなかった。昔聴いた時に個人的に勝手にそう思ってしまったのが、長丁場なうえに掴み所がなく、やたら勿体ぶっていても印象が薄い、のでグールド演奏のトッカータは敢えてパスしていて聴いたことがない。
というところに、ScottRoss礼讃主人さんより「ロスのトッカータは大好きになりますよ」とコメントいただいて機会があれば良いなぁと期待していたらば!!BWV912ではないのだがBWV914のライブ録音発見して本当に大好きになってしまいました。

なんなんでしょうー
第一音が鳴った瞬間から雷がおちたような衝撃がはしるのだ!他になんかもっと
それらしい表現はないかと数日考えたんだけど雷かなぁ。
チャンバロとピアノという楽器の違いもあるのでしょうがいやらしさがないのに、怖さはある。
寂寥感みたいな暗さよりも湿っぽさがある。
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驚いている間に曲は導入部から、4声のアレグロへ・・
それがアウフタクトの完全8度で始まるっておもしろすぎる・・腰抜けた。そのあとはもぅ
快調なロス節が走る走る~~主題繰り返す繰り返す~~フーガはもぅ気迫に充ち満ちて
いて圧巻。演奏後、観客の拍手まで入っているわけですが、この拍手は果たして鳴り
止んだのだろうか?その拍手の中でスコット・ロスはどんな表情を見せていたのだろうか?
スコットロスは天才。(の前にバッハが天才なのだが。)

この演奏に触発され、もぅ自分もいい歳こいている訳だし自分でも弾いてみないと!と
ネット上で楽譜を探しあてたのがこれ。しかし指番号がない。それはそれで寂しいものです・・
運指番号がついている楽譜をネットで見かけたら、コメント覧へご一報いただければ幸甚です。
そして、次はBWV912を探しに徘徊の旅へでます。
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by gaekogarcia | 2008-08-10 18:34 | ガエル以外
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